動画公開日:2022-01-13(米国太平洋時間)
訴訟はいつ終わるのか?なぜ終わるのか?
リーガル・ブリーフへようこそ。弁護士のジェレミー・ホーガンです。
2022年になりました。つまり、私たちはSEC対リップル訴訟のホームストレッチ(ゴール前の最終直線)とそのレースのフィニッシュラインに向かっています。昨日の時点で訴訟のホームストレッチがどうなっているかは次の通りです。
(カメの動画)
実際この訴訟に比べれば、あの亀たちの方が速いようです。昨日、両当事者はエキスパート・ディスカバリを延長するための共同の申し立てを提出しましたので、それについてお話します。
それが意味することは?そしてこの訴訟はいつ終わるのでしょうか?
よくも悪くも、この訴訟がいつ終了するかは、おおよそおわかりいただけると思います。
なぜ終了するのでしょうか?
そして、SECがリップル社の訴訟で何を心配しているのか、SECにこの訴訟をしゃ〇らせているものが何なのか、私たちはSECから直接聞くことになります。そして、おまけとして、あなたは生きる意味も知ることができます。OK。あなたは人生の意味を本当に知ることはできませんが、これを知ることができます。
(@TheCryptoBubbleの「When Moon」の動画)
(オープニングタイトル)
お帰りなさい。そして、私の言うことを法的な助言だと思わないでほしいということを覚えておいてください。つまり、私は決して間違わないということです。あなたの弁護士にこのビデオを見させて、適切な法的アドバイスとして言い返させてください。
すでにご存知のように、当事者はエキスパート・ディスカバリの期限を2月28日まで延長する申し立てを提出しました。そして、これがその内容です。
この16人の専門家のうち8人については、今週までに証言録取が完了する予定です。しかし、特にニューヨーク市でのCOVID感染の急増、それに関連した移動の困難さ、および一部の専門家証人の予期せぬ個人的な問題のために、当事者は残りの専門家の証言録取を2月に延期する許可を要請します。
ということで、2月28日までの延長を要求しています。そして、それが共同の申し立てであるため、判事はこの申し立てを認めるでしょう。その通りです。リップル社は1月14日から2月28日までの延長に合意しました。そして、「なぜリップル社は訴訟の延期に同意したのか」という疑問は明白です。
リップル社は弁護士に数百万ドルを費やしており、XRPはほとんどの取引所から上場廃止になっています。時間は SEC よりもリップル社に大きなダメージを与えます。ではなぜ同意するのでしょうか?私は、最初は理解できなかったことを認めます。
昨日、私は文字通りZoomで証言録取に挑みました。私はチープなので40分以内じゃないといけませんでした。冗談です。Zoomのジョークです。でも、ちゃんと整理しておけば、Zoomで良い証言録取ができる可能性は高いです。昨日の私の証言録取は、かなりスムーズに進みました。
それと、「なぜ2月28日までも遅れさせたのか?」という疑問もあります。何故そんなに遅らせなければならないのでしょうか?
さて、私はいくつかの可能性を考えました。まず、今週の時点で16人の証言録取のうち15人が終了しているはずだったにも関わらず、16人のうち8人しか行われていないことに気づきました。つまり、明らかに数週間前からスケジュールは完全に狂っていました。
さて、SECが延長を要求するためにトリプルにアプローチしたとき、リップル社はすでに余分な時間が必要であることを知っていました。これは、たった1回の証言録取の遅れや必要性という問題ではありません。そう、この場合、16件のうち8件が完了していない時点で、延長に応じることになるのです。
おそらくSECは、もっと先の延長を望んでいて、2月28日という交渉の末のことだったのでしょう。しかし、私が確実に分かることは、リップル社がこの件をそこまで先延ばしにしたかったわけではないということです。戦略的にその方が有利だと考えた以外に、その延長に同意することはなかっただろうと確信しています。
この1ヵ月間、舞台裏で何が起こっているのか、私たちには知る由もありません。しかし、そう、まるでデジャヴの再来です。今回で3回目の遅延です。
最初のケース・マネジメント・オーダーをご覧ください。ディスカバリーは当初7月2日に行われる予定でした。そして、8月16日までにエキスパート・ディスカバリが行われる予定でした。8月16日から2月28日まで私たちは待つことになりました。
これは私にとっても残念なことです。しかし、これはとても重要な訴訟です。私は、正確に、そして早く終わらせることが大切なのだと自分に言い聞かせています。三匹の子豚の物語をご覧ください。SECが息を吐いて攻めてきたとき、私はあのレンガ造りの家の中にいる方が良いのです。
さて、ここで「この訴訟は一体いつ終わるのだろう?」という話に戻りましょう。私は皆さんのために正確な日付をお知らせします。というのも、私は指にインクの匂いを染み付けて、このリップル訴訟と同じ判事、つまりトーレス判事が担当した別の訴訟の略式判決に関するスケジュール・オーダーを調査したからです。そして、そのスケジューリング・オーダーがこちらです。
覚悟してください。このスケジューリング・オーダーは心臓が弱い人には向きません。段落番号5を見てください。
スケジューリング・オーダーの始まりは、2019年7月12日です。これは最初の弁論が行われた時です。その後、いくつかのやり取りに、約1ヶ月の時間の要件があります。F項では、予備的処置が完了してから30日以内に原告は略式裁判の申し立てを行うものとする; そして60日以内に被告は応答しなければならないものとする; それから30日以内に原告は被告に返答しなければならない; とされています。つまり、ローマ数字の1、2、3の中の3回のやり取りがあります。
さて、このタイムフレームは決まっているわけではありません。そして、当事者はその変更を求めることができます。しかし、これはトーレス判事の略式裁判の既定のタイムフレームと判断することができます。そして、全てを足すと5ヶ月になります。そう、5ヶ月のブリーフィング・スケジュールです。
そして今、あなたは私の2021年の考えが、この訴訟は4月中のいつ頃かに終わるだろうという予想だったことを考えているでしょう。5月というのは、とてもとても楽観的でした。ディスカバリが2月28日に終了し、判事がブリーフィング・スケジュールに入るとして、それには5カ月かかりますから、判事が決断を下すまでに7月末になります。そして、その判断には時間がかかるでしょう。すると、2022年8月・9月までとなります。
当事者はより短いタイムフレームを要求することができ、判事もそれに同意するでしょう。しかし、SECが短いタイムフレームに同意すると思うでしょうか?私はそうは思いません。というわけで、こうなりました。よほど驚くようなことかピーが無い限り、リップル対SECのケースは少なくとも2022年8月まで、もっと言えば今年の9月まで司法的に決定されることはないでしょう。そして、それが今の私の判断です。9月まで訴訟は終わりません。
でも、刀はしまってください。今は「切腹」する時ではありません。クリプトは日本発のものですから、私はあなたに希望を残しておきます。
Zoomカンファレンスから抜粋された投稿を。そして、彼女のTwitterでの投稿がこちらです。
(CpyptoEriさんのツイート)
この映像は、昨年11月に行われたクリプト訴訟カンファレンスのものです。そして、私は今まで見たことがありませんでした。そして、私の意見では非常に重要な2つの事柄を確認することができました。
さて、私は、この訴訟の司法的終結は9月であると言ったことに注意してください。なぜなら、他に可能性として考えられるのは和、、、和の言葉が言えないので、ピーッとしておきます。だから、「訴訟の解決」とだけ言っておきます。
ここまでの私の仮説は訴訟解決の問題はSECにあるということです。というのも、リップル社は明らかにこの訴訟を解決したいからです。なぜなら、それは彼らのビジネスにとって良いことだからです。しかし、SECはビジネスではなく、このビデオクリップで見るように、他の、言うなれば「動機」があるのです。そこで、2つのクリップを聴いてみましょう。
1つ目は、現SECサイバーユニット・チーフのクリスティーナ・リットマンの話です。そして2つ目は、元SECサイバーユニット・チーフのロバート・コーエンの話です。最初の映像では、クリプト訴訟について非常に自由な質問をされたリットマンが、その答えの中で、彼女は規制の明確さについての議論に対して危惧を抱き、、キック・インタラクティブ事件における公正な通知の防御について話しています。私は彼女がそこに焦点を当てたことは有益だと思います。彼女は次のように言いました。
キック社の案件は略式判決でした。ヘラースタイン判事は、根本的な経済的現実と、購入者が購入していた理由を見るという点で、かなり似たようなアプローチをとっています。この意見は、私たちが和解したケースでも訴訟したケースでもよく耳にする積極的抗弁を扱っているので、一読の価値があります。キック社の場合は、SECが投資契約を当てはめているため、投資契約という用語が法律に反して曖昧であるという法律上の主張という形で現れています。
だから、リットマンさんが、公正な通知の防御の部分である、キック・インタラクティブ社の訴訟の判決のごく一部に注目したのは興味深かったです。このことは、公正な通知の防御が彼らの頭の中にあることを表していると思います。また、SEC職員がオフィスから出て現場の他の弁護士と話すとき、クリプト弁護士が抱えている多くのフラストレーションや、何ができて何ができないのかクライアントをどう説得すればいいのか分からない、といったことを聞きます。
そして、リットマンさんが公正な通知の防御について話し、それに対するSECの立場を省いた後、彼女の前任者であるロバート・コーエン氏が登場し、実際に視聴者の質問に答えました。彼の発言に耳を澄ませてみてください。ここがポイントです。
OK。では、この機会に視聴者からの質問にお答えしましょう。視聴者からの質問はこんなテーマでした。
「リップル社/XRPの結果が決まったら、どのような影響があるのでしょうか?」
それについてコメントすると、私がグループを監督していたとき、私たちはどのようなケースを訴訟するかについて非常に注意深く見ていました。なぜなら、このような新しい分野では、1つの間違った判断が本当にプログラム上の影響を与える可能性があるからです。
小規模な詐欺事件で、予備的差止命令の申し立てで委員会が負けたケースがありました。それはLAW360で取り上げられました。するとその翌日、業界紙はこぞって「SECは負けた、SECは負けた」と報じました。そして、それには驚きました。これはとても分かりやすい事件でした。
何者かが「The blockchain Exchange Commission」という偽のブロックチェーン規制当局を作り、 SECのアドレスをこの偽規制当局のアドレスとして掲載したものだと思いました。でも、すっかりSECが負けたというニュースになっていました。後に再考の申し立てが提出され判事は判決を覆しましたが、これは最初の判決ほどにはニュースになりませんでした。
しかし、それでも、実績はきれいに保たれました。リップル社/XRPの影響の質問については、一方では、これはたった一つのケースに過ぎないということです。たった一人の判事、たった一つの地方裁判所のです。
しかし、このような人々が注目している新しい革新的な分野では、このクリスティがそれらの決断を下したわけですが、人々はすべての判決のすべての行を読んでいます。そこには多くのことがかかっているのです。私は、このプログラムには多くのことがかかっていると思います。もし委員会が負ければ、重要な法的問題についての大事件です。それは必ずしも拘束力があるわけではありません。1つの地方裁判所の話です。上訴されない限りはそうです。しかし、重要な訴訟で負けることは、プログラムに大きな影響を与える可能性があると私は思います。
「重要な問題で大きな訴訟に負けることは、プログラムに大きな影響を与える可能性があります」
そして、これは元SECのサイバーチーフの言葉です。彼はもうSECで働いていないので、より自由に話すことができるようになりました。これがSECがリップル訴訟を解決する原動力です。そして私は、この2つのクリップがそれを裏付けていると思います。それは、公正な通知の抗弁でどちらかが負けることを恐れていることです。なぜなら、皆が何らかの形でその抗弁を持ち出しているからです。あるいは、5条違反の根拠で負けることを恐れているのです。これがSECの原動力です。
そして忘れてはいけないのは、彼らはあなたのことを心配しているわけではないということです。彼らはあなたが所有するXRPの価値がどうであろうと眠れないわけではありません。彼らが心配しているのは、このプログラムです。彼らが心配しているのは、権力を維持する能力です。結局はそこに落ち着くのです。そして、リップル社の訴訟がその支配力を脅かし、プログラムを危険にさらす可能性があると感じたときだけ、そのとき初めて、彼らは訴訟をシャットダウンしようとするのです。
個人的なことですが、こういったビデオやカンファレンスを見ると、弁護士たちがいかに普通の人々から孤立しているかがわかり、悲しくなってきます。私は彼らを「悪い人」だとは思っていません。彼らはとても良い人たちなのだと思います。しかし、彼らの職業生活はこのような小さな繭(まゆ)の中で営まれているのです。そして彼らは「象牙の塔」の中で、学者同士のようにこれらの問題を議論しています。そして、たまに、このような高度な法律問題をよく理解していない、また理解できない一般庶民からの質問を受けることがあるのです。そうやって孤立してしまうと、木を見て森を見ずになってしまいます。正直言って、本当にかわいそうな人たちです。
ということで、ちょっとだけお時間をいただいて、あなたの森に感謝し、ご視聴に感謝して、これを残しておきます。SECからの唯一の謝罪です。
(クレイトンのクソコラ動画)
私は重大かつ継続的な判断ミスを犯してしまいました。許してもらえるとは思っていません。ただ、謝りに来たのです。もっとこうすればよかったと思うことはたくさんありますが、そうすることができませんでした。心の底から、申し訳ありませんでした。(元ネタ:ローガン・ポール)