バイナンスにxRapid採用の動き!?
ついに大手取引所バイナンス(Binance)の CEO が xRapid の採用に言及しました。
仮想通貨取引所バイナンスのCZ、xRapidに興味示す リップル社とは「将来 間違いなく提携したい」#バイナンス #仮想通貨 $XRP https://t.co/NEs9zI7Y7n
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) February 7, 2019
バイナンスCEOのCZ氏はインタビューで次のように述べています。
「現段階では新サービス立ち上げなどに注力しており、複数のパートナーと提携している。xRapidについては、現在は何も起きていないと思うが、将来的には間違いなく(リップル社を)提携先の一つに加えたいと思っている」
出典:コインテレグラフ
バイナンスは昨年12月にXRP基軸通貨ペアを追加することを発表したばかりでした。
We will be adding a couple trading pairs with XRP as the quote currency shortly.
And rename ETH markets to ALTS market. Running out of space on the UI.
Merry Xmas!
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年12月24日
「我々は間もなく2つのXRP基軸通貨ペアを追加します。」
そして今回の発言により、同社が将来的に xRapid を導入する意思があることが明確になりました。
マスターカードがアースポートを買収か!?
なんとここにきてクレジットカード業界の巨人 Mastercard が、RippleNet に参加する国際送金業者の Earthport の買収に名乗りを上げました。じつは昨年、同じくクレジットカード大手の VISA が1億9千8百万ポンドで Earthport の買収を提案しており、今回 Mastercard はこれを遥かに上回る2億3千3百万ポンドで Earthport の買収を提案しています。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、じつはクレジットカード大手のアメリカンエキスプレスは2017年から既に RippleNet に参加をしています。
そして今回 Earthport の買収に名乗りを上げた Mastercard は、2016年7月にイギリスの大口決済ネットワークの CHAPS、小口決済ネットワークの Faster Payments Service(FPS)、自動決済(ACH)の Bacs、ATMネットワークの LINK を運営する VocaLink を11億ドルで買収しました。
Mastercard による Earthport の買収が完了すれば、イギリスの決済ネットワークが RippleNet に置き換えられると言っても過言ではないでしょう。尚、現リップル社取締役で元SWIFT取締役のマーカス・トリーチャーは、2016年9月から(Mastercard傘下となった)CHAPS の取締役を務めています。
そして先日、VocaLink社CEOのポール・ストッダートが新しいリアルタイム決済プラットフォームの戦略的統合に伴い Mastercard の社長に就任することが発表されました。
これはいったい何を意味するのでしょうか。
失速するビットコイン、加速するリップル
ビットコインが目に見えて失速してきました。いえ、もはや墜落寸前と言ってもよいでしょう。何故このようなことが起こるのか、技術に精通していない人達には分かりづらいと思います。技術というのは絶えず発展して行くものです。最初に登場した素晴しいコンセプトも時間の経過とともに新しいものに置き換えられて行きます。
テレビゲームの世界を見ると分かり易いかもしれません。最初はファミコンのコンセプトが世界中を驚かせました。そして、そのコンセプトは次世代の技術を駆使した新しいシステムに引き継がれました。ブロックチェーンの世界も同じです。リップルやハイパーレジャーがそのコンセプトを継承し、金融とインターネットを統合する新しい試みが行われています。いつまでもファミコンじゃダメなのです。