英CMC MarketsがCFD市場にXRPを上場

英CMC MarketsがXRPを上場

イギリスのロンドン証券取引所に上場するデリバティブディーラー大手の CMC Markets は、CFD口座とスプレッド・ベッティング口座での XRP の取引を開始しました。

CFDとは差金決済取引(Contract for Difference)のことで、有価証券の受渡しを行わずに売買価格差等に相当する金銭の授受のみにより差金決済する取引です。証拠金を預けてレバレッジ取引を行う FX も CFD の一種ですが、一般には外国為替を取り扱うものを FX と呼び、それ以外の株式や株価指数や債券等のものが CFD と呼ばれます。CMC Markets は、CFD分野において世界的に高いシェアを有している業界大手で、各種CFD銘柄と為替(FX)を同じプラットフォームで取引できることが特徴です。また、スプレッド・ベッティングは、市場の価格動向を予測し「上がるか」「下がるか」を予測するデリバティブ取引ですが、CFD取引がグローバルな顧客基盤に対して提供されるものであるのに対し、スプレッド・ベッティングは主にイギリスと北アイルランドの住民向けに提供される無税の取引で、CFDとはいくつかの違いがあります。

これにより、有価証券と為替を取り扱うCFD市場でもXRPの取引が出来るようになりました。

 

バンコ・ブラデスコ(Banco Bradesco)がRippleNetに参加

リップル社は、ブラジルの四大銀行の一つ、バンコ・ブラデスコ(Banco Bradesco)がRippleNetに参加したことを明らかにしました。

日本経済新聞などの報道によれば、バンコ・ブラデスコは三菱UFJ銀行と RippleNet を利用した新たな国際送金の開発に関して覚書を締結しました。

 

CIMBグループがRippleNetに参加

リップル社は、ASEANで5番目、マレーシアで2番目に大きな金融グループのCIMB(商業国際貿易商銀行)グループが RippleNet に参加したと発表しました。

 

シナールマス銀行が RippleNet に参加か!?

リップル社のディリップ・ラオは、2月に開催された UNSW Blockchain & DLT Symposium で、インドネシアのシナールマス銀行が同社と協業していることを明らかにしました。発表時に使われた資料は削除済みですが、同行の従業員の情報から xCurrent に取り組んでいることが確認されています。(T24にも注目。)

 

既に28ヵ国の主要な金融機関がRippleNetに参加

これまでに確認された情報によると、28ヵ国(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、シンガポール、インド、ブラジル、ドイツ、スイス、スペイン、スウェーデン、イタリア、フランス、オランダ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、トルコ、クウェート、イスラエル、スリランカ、オマーン、中国、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、タイ)の主要な金融機関が既に RippleNet に参加したことになります。これには日本を含む各国の四大銀行やバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、JPモルガン、バークレイズ、UBS、クレディ・スイスなどのバルジ・ブラケットとして知られる銀行も含まれます。

また、リップル社のセイガー・サーバイは、タイで開催された Fintech Fair 2018 で、40~50の中央銀行が同社と協業していることを明かしています。

 

順調に拡大し続けるRippleNet

こうしている今も RippleNet は拡大を続けています。来年も間違いなくこれまでを上回るペースで RippleNet の実用化が進んでいくでしょう。そして、再来年も3年後も4年後も5年後も、きっと RippleNet は拡大を続けているでしょう。(個人の感想です。)

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