ILPを統合する以前のRippleソリューション

Ripple Connect

Ripple Connectは、金融機関の内部システムと XRP Ledger を接続するための、Rippleのクロスカレンシー決済ソリューションのコンポーネントです。リップルコネクトを利用することで、銀行は国際決済を行うことが可能になります。さらにリップルコネクトは、決済が実行される前に KYC(Know Your Customer:顧客の本人確認情報)やその他のコンプライアンス情報、手数料、決済にかかる概算時間を交換する手段を銀行に提供します。

図1. ILP統合前のRippleソリューション 出典: ripple.com

※ Ripple ConnectはxCurrentに統合されました。

Ripple Stream

Ripple Streamは、RippleのFX市場を構築するソリューションのコンポーネントであり、FIXのような業界標準ツールを利用するFXトレーディングデスクを実現し、XRP Ledger 上でのFX市場の構築を容易にするためのオーダーブック管理システムです。Ripple Streamは、クロスカレンシー決済を実現するために外国為替取引を提供する XRP Ledger 上で、売り/買い注文を実行するトレーディングデスクのためのインターフェースを提供します。Ripple Streamは銀行のFIXやウェブサービスAPIを利用した既存のトレーディングインターフェースを統合するためにデザインされています。また、銀行のトレーディング・ クライアントの統合に.NETライブラリを利用することもできます。

※ 詳細不明は不明ですが、Ripple StreamはRippleソリューションの他のモジュールに統合されたと思われます。

コインチェック