送金時価総額に関する発言(David Schwartz) – 2017-08-04

David Schwartzの送金時価総額に関する発言

和訳

あるトレーダーのツイート「1日あたりの国際貿易額は5.3兆ドルであり、XRPの時価総額にこの数字を当てはめるとXRPの価格はものすごいことになる。」に対するコメント。

JoelKatz:
この考え方は、100%誤っていると言えます。この考え方はまるで、郵便が持っていたシェアを電子メールが奪いとるかどうか思案しているようなものです。

たしかに、もしあなたが電子メールを売り込む立場だったら、郵便が担ってきたあらゆる用途は電子メールが取って代わる、と言うかもしれません。しかし、これには反論する人が出てきて「電子メールでは小包は送れない」とか「受け取り側が物理的にそれを保管できない」とか言ってくるでしょう。ひょっとしたらその人は「物理的な輸送を必要としない郵便の割合は多くても85%だ。したがって電子メールがあまねく普及しても電子メールが手にする量は全ての郵送の量の85%だろう」と今でも言い続けているかもしれません。

しかし、これは明らかに馬鹿げたことです。電子メールを「郵便のようだ。だけど早くて安いもの。」と考えることは、「はるかに早くて安い」ことによって起きる根本的な変化の規模を見誤ることにつながります。

だから、そう。最初は「周りも電子メールを使っていて、かつ物理的な輸送を必要としない場合には、郵便より早くて安いもの」として電子メールを理解するでしょう。これは今日我々がXRPを同様に考え、将来の国際決済と比較するのと同じやり方です。しかし、XRPが本当はどこへ向かっていくのか? 正しく予測できる人は我々の中にはいないでしょう。


※和訳はてにったーさんから寄稿して頂きました。

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