David Schartz による ILP を使ったXRPオートブリッジの説明
by JoelKatz » Thu Jun 16, 2016 8:45 am
yxxyun wrote:
JoelKatz wrote:
Case 3: XRP is an intermediary asset and the transaction takes place using ILP with the XRP off ledger. Here, XRP flows off-ledger between currency traders. No XRP is destroyed.
I don’t understand case 3, when using ILP, why the XRP is off ledger? I was thought XRP should on RCL and using suspay, but as you said, XRP is complete not on RCL but on some regulated exchange.
There’s not necessarily any particular reason it’s off ledger, it just happens to be off ledger. For example, say Poloniex implements ILP with XRP auto-bridging. And say someone makes a ILP transaction to pay with Bitcoin but deliver Ether, Poloniex is the connector, and it’s autobridged. Inside the Poloniex exchange, XRP will go from the guy who bought the Bitcoin to the guy who sold the Ether. This will take place on Poloniex’s books, not the RIpple consensus ledger.
I’m not saying this will have to happen or that it will be popular. Just that it’s an example of one way XRP can be an intermediary asset in an ILP transaction that would work if people wanted to do it.
And these aren’t all the cases. There are a few more that are even more interesting, but I”m not going to spill the beans just yet. Sorry.
和訳
疑問: Ripple Consensus Ledger (RCL; 現XRP Ledger)にはオートブリッジ機能があるため、BTC⇒XRP, XRP⇒ETHといった2段階の為替取引を自動接続してBTC⇒ETH為替をシームレスに行える。これによりXRPは中間通貨として機能していた。しかしRipple社は戦略を「RCL」から「オフ・レジャーでのILP接続」に転換した。この場合でもXRPが中間通貨として機能する理由が分からない。なぜ中間通貨としてのXRPはオフ・レジャーなのか?
JoelKatz: 必ずオフ・レジャーで使わなければならないという特定の理由があるわけではありません。ただ単に期せずしてオフ・レジャーだったというだけです。(オフ・レジャーでのXRPの使われ方の)例としてPoloniex取引所がInterledger Protocol (ILP)を使ったXRPオートブリッジ機能を実装したと仮定しましょう。ここで、ある人が手持ちのBTCをETHに両替するという取引をILPで実行するとします。Poloniexはコネクタとなって、オートブリッジ機能により両替が行われます。この時、Poloniexの取引所の中で何が起こっているか説明すると次のようになります。その人はまず、XRPを保有する別のユーザーにBTCを売却し、その対価としてXRPを受け取る。次に、ETHを保有するまた別のユーザーにXRPを売却し、対価としてETHを受け取る、という流れです。以上の取引は全てPoloniex取引所に立てられたBTC/XRP売買板・ETH/XRP売買板を使って(自動的に)実行されます。Ripple Consensus Ledger上ではありません。
私は、上記のようなオフ・レジャーでのオートブリッジ機能が将来必ず実装される、と言ってもいないし、一般的になるとも言ってもいません。ただ単に一例として、人々がそれを望むなら、ILP取引上でもXRPをブリッジ資産(中間資産)にすることは可能だ、という例を示したまでです。
(XRPの使われ方は)ここに示したのが全てではありません。他にも使われ方があって、それはもっと面白いものです。ただ現時点では秘密なのでお話しできません。ごめんなさい。
※和訳はてにったーさんから寄稿して頂きました。
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