XRPの購入・取引

XRPを取引できる暗号資産取引所

SBI VCトレード

SBI VCトレードはリップル社の大株主としても知られるSBIグループ傘下の暗号資産取引所です。SBIグループは暗号資産の中でも特にXRPを評価しており、同グループで国際送金サービスを提供しているSBIレミットはリップル社のエンタープライズ製品を統合した国際送金サービスを開始しています。SBI VC Tradeは2019年7月31日から本格的な板取引のサービスを開始しました。

※取引ツール『VCTRADE Pro』の画面はこちらから確認できます。

SBI VCトレードの特徴を簡単にまとめると次の通りです。

  • 東証1部上場企業のグループ会社なので安心
  • SBI証券傘下で規制への対応を強化
  • 本格的な板取引サービスを提供
  • スマホ専用アプリの提供
  • 親会社がリップル社の大株主でXRP押し
  • 安心の電話サポート窓口を設置
  • 暗号資産の入出金に対応
  • KYC済みハードウェアウォレットを提供
  • マーケットメイカーによる板の安定性
  • 狭いスプレッドと高い流動性
  • 過去に盗難事件が起きていない
  • 金融庁から業務改善命令を受けていない

2019年7月31日から板取引サービスを提供開始したことで、リップル社の大株主であるSBIグループ傘下のSBI VCトレードは世界的にも注目を集める取引所になりました。Cool X WalletというKYC済みのハードウェアウォレットを顧客に提供しており、セキュリティ(安全性)と将来性の観点からSBI VCトレードを選択するメリットは非常に大きいと言えます。SBI VCトレードでは基本的にKYC済みのアドレスにしか暗号資産の出金が不可能なため、ハッカーによる不正な出金が極めて難しいと言えるでしょう。これまで盗難事件も発生しておらず、金融庁からの業務改善命令も受けたことがないのも安心感に繋がります。2020年6月29日からは、これまで発表が待たれていた高機能なテクニカルチャートに対応したスマホ専用アプリ(iOS版)の提供が開始され、取引所形式および販売所形式の両方の取引に対応しています(Android版も2020年7月31日にリリースされました)。

 

FXcoin

FXcoinはSBIグループ、マネーパートナーズ、住友商事などが出資する比較的新しい暗号資産取引所です。同社には金融業界のベテランが揃っており、暗号資産に関する詳細なマーケットレポートやテクニカル分析を提供していることでも知られています。

FXcoinには次のような特徴があります。

  • スマホ専用の取引アプリを提供
  • SBIとの提携でリップル/XRPに力を入れている
  • XRPベースの取引ペアを提供(BTC/XRP、LTC/XRP、BCH/XRPなど)
  • 口座開設すると「リップル ウィークリー レポート」が読める(必読!)
  • 暗号資産に関する充実したコラムやメーケットレポートを提供
  • 顧客の暗号資産を100%コールドウォレットで管理
  • 過去に盗難事件が起きていない
  • 金融庁から業務改善命令を受けていない

FXcoinでは、口座開設者向けに暗号資産取引に役立つマーケットレポートやコラムを提供しています。中でも同社シニアストラテジストの松田康生さんが発信するデイリーレポートやリップルに特化した「リップル ウィークリー レポート」は内容が充実しており、これらのレポートやコラムを読むためだけでも口座を開設する意味はあると思います。同社では顧客の暗号資産を100%コールドウォレットで管理していることから、盗難リスクも極めて低い(事実上不可能)と言えるでしょう。

 

ディーカレット

ディーカレットは三菱UFJ銀行、三井住友銀行、JR東日本、電通、ヤマトホールディングスなど国内の名だたる大手企業が出資する暗号資産交換所です。

ディーカレットの特徴は次の通りです。

  • 電通やJR東日本などの大手企業が出資
  • スマホ専用アプリの提供
  • レバレッジ取引に対応
  • 暗号資産の電子マネーへのチャージが可能
  • 暗号資産の入出金に対応
  • 販売所モデル(板取引ではない)
  • 金融庁から業務改善命令を受けていない

ディーカレットの魅力は何と言っても企業としての安心感でしょう。名だたる国内大手企業が参入しており、更には暗号資産から電子マネーへのチャージにまで対応しています。また、スマホ専用アプリを提供しているため、スマホで取引をする人は選択のポイントになるのではないでしょうか。SBI VCトレードと同様に盗難事件や業務改善命令を受けたこともなく、セキュリティに重点を置いていることも評価のポイントです。

 

コインチェック

コインチェックは国内で最初にXRPを取り扱いはじめた暗号資産交換業者です。2017年までは国内最大手の BitFlyer に次ぐビットコイン取引量を誇る取引所で、テレビCMに出川哲郎さんを起用したことで話題になりました。2018年1月にハッカーによる NEM(XEM)の盗難の被害に遭い、暗号資産の販売を一時的に停止したことでマスコミに大きく取り上げられました。その後、コインチェックはマネックスグループに買収され、2018年11月26日からXRPの取引を全面的に再開しました。


上の動画はコインチェックが公開しているXRPとリップルの紹介動画です。XRPはRippleNet(リップルネット)と呼ばれる金融機関向けの国際送金ネットワークの中でブリッジ資産として利用されます。

コインチェックには次のような特徴があります。

  • 初心者向けの取引ツール
  • スマホ専用アプリの提供
  • 東証プライム上場のマネックスグループが主要株主
  • 暗号資産の入出金に対応
  • 貸仮想通貨サービスを提供
  • BTC、ETC、MONA、PLT、LSK、OMG以外は販売所モデル(板取引ではない)

コインチェックの魅力は何と言っても投資経験がない初心者でも使える簡単な取引ツールです。また、業界では珍しい貸仮想通貨サービスを提供しており、保有する暗号資産を預けることで数パーセントの手数料を受け取ることができます。このような特徴から、コインチェックはXRPを簡単に購入したい投資初心者や貸仮想通貨サービスを利用して資産運用をしたい投資家向けの取引所と言えます。

盗難事件に関する補足説明:
盗難事件の犯人は友好的な人物を装ってコインチェックの従業員に接触し、メールアドレスを聞き出してウィルスを送付しました。従業員が信頼できる人物と思い込み、添付ファイルを開いたところ社内ネットワークがウィルスに感染し、犯人がコインチェックのネットワークに侵入したことが警察と専門家の調査で分かっています。そして、技術的な問題によりコールドウォレットに保管されていなかったNEM(XEM)が犯人により不正に出金されたようです。XRPを含む他の暗号資産はコールドウォレットに保管されていたため無事でした。

金融庁は2019年1月11日にコインチェックを改正資金決済法に基づく暗号資産交換業者として正式に登録したことを発表しました。

 

GMOコイン

GMOコインは東証1部上場のGMOインターネットグループ傘下の暗号資産取引所です。あまり知られていませんが、GMOコインは XRP のFX取引を行うことができるのが特徴です。

GMOコインには次のような特徴があります。

  • 東証1部上場のGMOインターネットグループ傘下
  • XRPのFX取引サービスを提供(レバレッジ5倍まで)
  • 暗号資産の入出金に対応(1日の出金制限あり)

【画像3】GMOコインのFX取引画面

注意が必要なところは、GMOコインでは1日あたりの最大売買数量(40,000 XRP/日)が設けられており、購入数量と売却数量が相殺された後のネット取引数量が40,000XRPを超えると新規の注文が出来なくなってしまいます。また、暗号資産の入出金に関しても1日あたりの最大出金数量を超えて出金することが出来ません。そのため、不用意に他の取引所からGMOコインに暗号資産を移動してしまうと出金が出来なくなって困る場合があります。

 

取引所を利用する際の注意事項

2段階認証を設定する

2段階認証とは、IDとパスワードに加えてセキュリティコードを確認することで、より安全にログインや取引を行うための仕組みです。仮にハッカーにIDとパスワードを盗まれてしまったとしても、ハッカーが2段階認証のセキュリティコードを知ることができなければログインや出金などの操作をすることは出来ません。

取引所のセキュリティを過信しない

取引所のセキュリティを過信して取引所に暗号資産を置いたままにしておくと、マウントゴックスやコインチェックなどの事件のように、ハッカーに暗号資産を盗まれてしまう可能性があります。暗号資産の保管にはペーパーウォレットなどのコールドウォレット(ネットワークに繋がっていないウォレット)を利用するか、取引所に暗号資産を保管する場合でも取引所が暗号資産の保管にコールドウォレットを利用しているか確認しましょう。

コインチェック