Bitcoin FAQ

BITPOINT

ビットコインの考案者は誰ですか?

サトシ・ナカモトと称する匿名の人物です。

2015年12月、Wired と Gizmodo の2社による並行調査で、オーストラリア人のクレイグ・ライトがビットコインの発明者である可能性が指摘されました。Wiredの報道の数時間後、オーストラリア連邦警察はクレイグ・ライトのシドニーの自宅と関連する事業所に踏み込みました。AFPによれば、この捜査はオーストラリア国税庁の調査の一環だったとのことです。しかし、その後の報告は、同氏が巧妙なでっち上げに巻き込まれたという重大な懸念を示しました。

2016年5月2日、クレイグ・ライトは自分がサトシ・ナカモトであると名乗り出ました。その主張はビットコイン財団のジョン・マトニス事務局長により裏付けられ、同氏は「クレイグはブロック#1で新規に生成されたコインとブロック#9で新規に生成されたコインに紐づく秘密鍵を使用してメッセージの署名と検証を行った。」と述べました。

また、BBCの取材に対してクレイグ・ライトは「最初のビットコイン取り引きとして2009年1月にハル・フィニー(暗号研究者)に10ビットコインを贈るのに、このブロックを使った。」と説明しました。

そして、サトシ・ナカモトの後継者であるギャビン・アンドレセンも、クレイグ・ライトがサトシ・ナカモトであると認めました。

※クレイグ・ライト氏は自身が望んでサトシ・ナカモトであると名乗り出たのではありません。だから、あなたが彼に対して「お前はサトシ・ナカモトじゃない。」と誹謗中傷する必要は全くありません。

世界で初めてビットコインを受け取ったのは誰ですか?

サトシ・ナカモトから最初にビットコインのトランザクションを受け取ったのは暗号技術者のハル・フィニーです。後にこの取引に使用された秘密鍵をオーストラリア人起業家のクレイグ・ライトが保有していることをギャビン・アンドレセンとビットコイン財団のジョン・マトニス事務局長が確認しました。

ハル・フィニーは、2013年3月のビットコイン・フォーラムへの投稿で2009年にALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹病したことを打ち明けていましたが、2014年8月に亡くなるまで何者かによって攻撃(偽の通報で家にS.W.A.T.が突入など)され続けました。それらの嫌がらせは同氏の家族にも向けられており、現在も家族がハッキングなどの攻撃に晒されています。

ハル・フィニーの奥さん:
「私のTwitterアカウントが今朝ハッキングされました。偽のツイートは削除しました。 彼らが言っていることは全て無視してください。」

サトシ・ナカモトの後継者は誰ですか?

ギャビン・アンドレセンです。

サトシ・ナカモトはビットコインの黎明期に100万BTCほどを採掘し、2010年にネットワーク・アラート・キーと Bitcoin Core のリポジトリを同氏が絶対的な信頼を置くギャビン・アンドレセンに譲渡しました。プロジェクトを譲り受けたギャビン・アンドレセンは2012年9月に設立されたビットコイン財団のリード・デベロッパーに就任しました。ギャビン・アンドレセンは Bitcoin Faucet の創設者でもあり、同ウェブサイトの訪問者に 5 BTC を配布していました。1)Gavin Andresen, Bitcoin Architect: Meet The Man Bringing You Bitcoin (And Getting Paid In It)“. HuffPost. 2017年12月20日閲覧。

BTCの現在の開発者は誰ですか?

主体はグレゴリー・マクスウェルと彼がCTOを務める会社(Blockstream)の従業員だと言われています。

グレゴリー・マクスウェルのビットコインに関する見解はどのようなものですか?

グレゴリー・マクスウェルはサトシ・ナカモト論文を否定しており、数学的にPoWブロックチェーンが成り立たないと指摘しています。

When bitcoin first came out, I was on the cryptography mailing list. When it happened, I sort of laughed. Because I had already proven that decentralized consensus was impossible.

和訳:
「ビットコインが初めに出てきたとき、俺はサイファーパンクにいたんだ。出てきたときは笑ってしまったよ。だって俺は分散コンセンサスが不可能だととっくに証明してたんだから。」

また、PoWブロックチェーンの分散性と性能はトレード・オフの関係のため成り立たないというのが彼の意見です。

There’s an inherent tradeoff between scale and decentralization when you talk about transactions on the network.

和訳:
ネットワーク上のトランザクションに関して言えば、スケールと分散化は本質的にトレードオフの関係だ。

そして、サトシ・ナカモトが考案したPoWブロックチェーンでは、性能を上げようとするとノードの運営が中央集権化すると指摘しています。

You’d need a lot of bandwidth, on the order of a gigabit connection. It would work. The problem is that it wouldn’t be very decentralized, because who is going to run a node?

和訳:
ギガビット・コネクション級の巨大な帯域が必要だろう。それは上手く行くよ。問題はそれが分散化されないってことさ。だって誰がそのノードを走らせるってのさ?

出典:
Gregory Maxwell: How I Went From Bitcoin Skeptic to Core Developer – CoinDesk

Blockstream社はビットコインをどう評価していますか?

Blockstream社が申請している特許にビットコインの実装における弱点が詳細に述べられています。

  1. スケーラビリティと分散化のトレードオフをカスタマイズすることができない
    (Inability to customize trade-offs between scalability and decentralization)
  2. ブロックチェーンの機能をカスタマイズすることができない
    (Inability to customize blockchain features)
  3. ブロックチェーン上でビットコイン以外の資産との取引ができない
    (Inability to trade assets other than bitcoins on blockchains)
  4. 単一化のリスク
    (Risk of monoculture)
  5. ビットコインが当初開発されたときに想定していない新しい機能を実装できない
    (Inability to implement new features not imagined when Bitcoin was first developed)
  6. 変更を実施するために全ての参加者が協力しなければならないという意味で、ビットコインの安全なアップグレードパスが欠如している
    (Lack of safe upgrade path for Bitcoin, in the sense that all participants must act in concert for any change to be effected)

同社はこの説明の中で

「可能であれば、すべてのビットコインを同じアルゴリズムセットで保護しないことが望ましい」

と述べています。

サトシ・ナカモト論文を否定しているコア開発者はグレゴリー・マクスウェルだけですか?

いいえ、他のコア開発者たちもオリジナルの構想を否定しています。

和訳:
サトシのオリジナルのスケーリング計画は不可能だということが分かったので、ビットコインはオリジナルの目的を達成するためにより先進的なオフチェーン技術を利用する方向にシフトしました。一方、ビットコインキャッシュはこれまで問題を無視し続け、すべてをオンチェーンでやりたがっています。

ビットコインは非中央集権ですか?

Blockstream社の従業員でビットコインコア開発者の Luke Dashjr は、マイニングが中央集権化して PoW のセキュリティの前提が完全に崩壊しているため、ビットコインではサトシナカモト論文の理論は成立しないと主張しています。

和訳:
Luke Dashjr「誰かがあなたの暗号通貨の50%以上のハッシュレートを保持しているなら、承認が安全なブロック数はありません。一度50%を超えると、無制限のブロック数を巻き戻すことが出来ます。ビットコインゴールドに起こったこと(51%攻撃)はBCHにも起こり得るし、Bitmain社が望めばビットコインにも起こるかもしれません。

和訳:
質問者「じゃあ、サトシ・ナカモトはそれについて彼の論文中で何と言えばよかったのですか?」

Luke Dashjr「それはマイニングが中央集権的ではないというセキュリティ上の前提での話です。つまり、中央集権化したマイニングはホワイトペーパーのセキュリティ上の前提を完全に破壊しており、これらの条件下で安全であることは意図していません。

サトシ・ナカモトのスケーラビリティ問題に対する見解は?

サトシ・ナカモトはビットコインが実用化されるには相当な時間がかかり、それまでにコンピュータが発展することで性能の問題を克服すると説明していました。

The bandwidth might not be as prohibitive as you think … if the network were to get [as big as VISA], it would take several years, and by then, sending [the equivalent of] 2 HD movies over the Internet would probably not seem like a big deal.

和訳:
帯域幅はあなたが思っているほど高額ではないかもしれません・・・。もしネットワークが[VISAと同じくらいの大きさ]になるとしたら、それには数年かかるでしょう。そしてそれまでに、2本のHD動画[と同じくらい]のデータをインターネットで送ることは大したことではなくなっているはずです。

Re: Bitcoin P2P e-cash paper

By Moore’s Law, we can expect hardware speed to be 10 times faster in 5 years and 100 times faster in 10. Even if Bitcoin grows at crazy adoption rates, I think computer speeds will stay ahead of the number of transactions.

和訳:
ムーアの法則では、ハードウェアの速度が5年で10倍、10年で100倍速くなることが期待できます。Bitcoinが狂った速度で成長しても、コンピュータの速度はトランザクション数よりも更に成長すると思います。

My first message to Satoshi…

ギャビン・アンドレセンのスケーラビリティ問題に対する見解は?

ギャビン・アンドレセンは Bitcoin Cash こそが本来のビットコインの実装だと主張しています。

和訳:
Bitcoin Cashこそが私が2010年に取り組み始めた(価値の保存と交換手段を備えた)ものです。

ギャビン・アンドレセンはグレゴリー・マクスウェルについて何と言っていますか?

和訳:
グレッグはマイクの立場について勘違いしています。私は彼をグレッグより先にコミッターとして招きましたが、マイクが辞退したのです。

グレッグをコミッターにしたのは大きな失敗でした。

ビットコイン取引所はビットコインをどう評価していますか?

bitFlyerはビットコインなどで採用されている PoW や PoS には問題があるため、自社製品ではコンセンサス・アルゴリズムを採用したと発表しています。

Bitcoin や Ethereum に代表される PoW(プルーフ・オブ・ワーク)や PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を用いたブロックチェーンは、「ハードフォーク」等によるチェーンの分岐や「孤立ブロック」により、ある確率でデータが信頼できなくなる(ファイナリティーなし)重大な問題がありました。そこで「miyabi」は独自のコンセンサス・アルゴリズム(合意形成)により、データが必ず確定する(ファイナリティーあり)ように設計されました。

「miyabi」次世代のブロックチェーン型データベース – ビットフライヤー【bitFlyer】

ビットコイン取引所は儲かりますか?

テレビでCMを流しまくって凄いですね。

きっと大儲けしているでしょう。羨ましいです。

マイナーは儲かりますか?

電気代が安い中国のマイニング工場はマイニングで荒稼ぎしていたようです。

基本的にはBTCをマイニングして売るだけの単純なビジネスなので、BTCの価格さえ維持できれば簡単に儲かります。

ところがマイニングによる利益率が下がり続けたことにより2018年7月現在、深刻な問題になっています。

なぜビットコインの送金詰まりを歓迎している人がいるのですか?

送金詰まりが起こるとビットコインの送金手数料が指数関数的に増大します。

その手数料はマイナーへの報酬になります。

送金詰まりが起こった方がマイナーは儲かります。

ビットコインはデジタルゴールドですか?

暗号通貨じゃなかったの???

ビットコイン、ビットコイン、ビットコイン

Bitcoin, Bitcoin, Bitcoin.

参考までにサトシ・ナカモトの論文へのリンクを張っておきます。

BITPOINT

出典・脚注   [ + ]