リップル (XRP)の価値がなかなか上がらない理由

更新:2017年4月22日

今年に入ってから、リップル社とXRPに関して先行きが明るいニュースが色々飛び出してます。ですが、そのようなポジティブなニュースとは裏腹にXRPの価値は中々上がってないのが現状です。そのため、至る所で「なんで価値が上がらないの?」という声を聞きます。そこで、今回はXRPの価値がほとんど上がらない理由について、私なりに少し考えてみたいと思います。

(本記事はリップルの価値の上がり下がりを予測するものではありませんので、投資判断は全て皆様の責任でお願い致します。)

価値が上がらない5つの理由

  1. XRPの発行量が多いため
  2. 大量のXRPをリップル社が握ることによる不安
  3. 投資家が安心してお金を投入出来る環境が整っていない
  4. すでに知名度No.1のビットコインの存在
  5. そもそもXRPは期待されてない

XRPの発行量が多いため

XRPの発行上限は1000億XRPとなります。一方でビットコインは2100万BTCとなるため、表面上およそ5000倍の発行量となります。供給(発行量)が多ければ価値は低くなりますね。だからXRPの価値は低い。しかし、私はそうは思っていません。絶対的な価格(価値)は確かに低くなると思いますが、価値の変動割合(パーセンテージ)は発行量に関わらず、変わらないはずです。例えば、10,000円が20,000円になるのと、1円が2円になるのでは、変動割合は一緒です。しかしながら、投資家は人です。ですので、投資家の中には「XRPは発行量が多いから、あまり上がらないんじゃない?」というネガティブイメージを持つ人が居てもおかしくなく、心理的な足かせになってるように思えます。そもそも、100円玉などと違って目に見える現物が存在しない仮想通貨では、数字上の発行上限は余り意味を果たさないはずです。ビットコインも最小単位の0.00000001BTC=1satoshiとすると、発行量は210,000兆satoshiとなります。すごく発行量が非常に多いと感じませんか?同様に、もしリップル社が100,000XRP=1LXRPを単位としていたなら、100万LXRPしか発行されないことになります。少ない感じがしてきますね 笑。この辺は数字遊びに近い感覚です。

追記

XRPの発行量に関しては下記の記事でも扱っていますので、宜しければご参照下さい。

数字マジックに騙されてる?実はXRPの発行量はBTCに比べて多くはない!

多くのXRPをリップル社が握ることによる不安

XRPはリップル社が最初に1000億XRPの全てを一端保有し、その中から流動性を最大化するように企業や投資機関などにXRPを分配する戦略を取っています。そして、現在でもリップル社は約630億XRPを保有しています。したがってリップル社のお気持ち次第で保有するXRPを全て市場に放出されることになり、XRPが突然大暴落するリスクが常に存在します。これも投資家の心理的足かせになります。個人的にはリップル社の会社としての信頼と実績から、このようなリスクは少ないと考えていますが、世の中に「絶対」はありませんから警戒する人がいてもおかしくありません。

追記

リップル社がXRPを一定期間の間市場で売却することができないようにするロックアップの検討をしているとのことです。Escrow機能を使うと、決められた時間が過ぎるまで、XRPの売買が出来ないようにすることが出来るので、それを利用する方向のようです。仮にXRPがロックアップされれば、リップル社により一度にXRPを大量に売られることが無くなるので、少し安心出来ますね。

投資家が安心してお金を投入出来る環境が整っていない

世界的に見て、暗号通貨取引所の法的規制は銀行ほど整ってるとは言えません。これでは投資家は安心して大金を投入することはできません。ですので、しっかり利用者の資産が保護される仕組み作りを行う必要があると考えています。また、世界的にみてもXRPを扱っている取引所は少ないです。このため、投資家がXRPを購入出来る環境が揃ってないとも言えます。リップル社は2017年は様々な暗号通貨取引所で扱ってもらうよう働きかけていくつもりのようなので、環境が改善する可能性もあります。日本では、SBIホールディングスの取引所がXRPを扱う予定があるようです。

下記は参考記事となります。

CoinCheckに続いてbitbank.ccが5月にXRPを扱うことを表明

すでに知名度No.1のビットコインの存在

皆様がご存知の通り、ビットコインは最も有名な暗号通貨です。XRPを知ってるのに、ビットコインを知らない人はほとんど居ないと思います。つまり、暗号通貨を初めて知った人が「暗号通貨を買ってみよう」「暗号通貨を利用してビジネスを立ち上げよう」と思った時に、ほとんどの人は最初にビットコインに行き着くのではないでしょうか。もちろん、厳密にはビットコインとXRPには、それぞれ得意不得意など特徴が存在します。しかし「まず暗号通貨を買ってみよう!」という段階ではほとんど区別がないように見えます。それであれば、知名度・時価総額ともにNO.1なビットコインを買うと思います。つまり、暗号通貨に入ってくる資金のほとんどは、まずはビットコインに吸収される形になってしまいますね。

そもそもXRPは期待されてない

最後は根も葉もない話になりますが、そもそも市場はXRPに将来的に何の期待もしてないから価値が上がらない可能性です。つまり、XRPを購入してる投資家の判断が間違ってるパターンです。

まとめ

様々な側面から分析してみましたが、皆様はどう感じたでしょうか。なにか釈然としない気持ちになられたのではないでしょうか。こんな記事を書いておいて、アレなのですが、結局「上がった原因・上がらない原因」というのは分からないものです。経済ニュース見ていても、「  ***という思惑が市場に広がり」や「〜〜という観測を受けて」など言っていますが、値動きの理由は全て後付けです。起こってみないと何が原因なのも分かりません(むしろ、後でも理由が不明なことのほうが多いです)。イギリスのブレグジットやアメリカ大統領選を見てても、事前の予想なんて、参考にもならないということを思い知らされます。したがって、私は私なりに、皆様は皆様なりの根拠を持って、投資判断をするしかないということですね。もし皆様なりの「XRPが短期的に、中期的に、長期的に、値上がらない(値上がる)理由」などありましたら、コメントして頂けると幸いです。

以上、リップル (XRP)の価値がなかなか上がらない理由でした。