ビットコイン騒動の舞台裏

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2013年からのビットコインの盛り上がりについてのメモです。リップルを支持している私がこういうまとめをすると批判されそうですが、あまりにも酷い裏事情についてメモとして書き残すことにしました。皆さんもご存じのとおり、私もビットコイナーです。ビットコイン自体を中傷する意図はありません。

マウントゴックス事件(2014/2/28)

ビットコインの価格は2013年の1年間だけで100倍になりました。そして、間もなくして起きたのが、テレビでも大きく取り上げられたマウントゴックス事件です。

 

ビットコインATMが日本初上陸(2014/4/25)

三重県鈴鹿市の『サトシカフェ』にビットコインATMが日本で初めて設置され、テレビ東京のワールド・ビジネス・サテライトにも取り上げられました。これによって、ビットコインの名は益々一般の人達にも知られることになります。

プレス:日本初上陸!ビットコインATM「ロボコイン」  4月25日(金)・三重県鈴鹿市にてイベント開催

 

サトシカフェ???

一連のブームが起こった中でどうしても腑に落ちない点があります。日本初のビットコインATMで話題になったサトシカフェなるお店です。私は鈴鹿には何度も行ったことがありますが、あの田舎に都会のようにビットコインが使えるお洒落なお店ができて需要があるのか疑問でなりません。

そこで調べてみると、このサトシカフェというのは三重県鈴鹿市にある、白子駅の東口を海側に歩いて行ったところにあるお店だということがわかりました。お店の名前は立呑み「まる清」です。サトシカフェなどという名前で普段営業しているはずはないので、やはりちゃんとした店名のある立ち飲み屋でした。

プレスリリース会場に使用されました(2014/04/25)

では、いったいどんな場所にあるのでしょうか? 白子駅の海側というと何もない寂れた印象しかありません。鈴鹿サーキットは反対方向ですし、反対側のすぐ先は海です。Googleストリートビューで見てみると・・・。

 

ありました。閑散とした田舎道に「まる清」さんの看板。お店の前にあるのはガスボンベでしょうか。

Marukiyo

ビットコインATMは使われていない!?

こうなると「こんなところで本当にビットコインATMが使われているのか?」という疑問が湧いてきます。テレビで派手に取り上げられたあのビットコインATMは本当にこの鈴鹿の立ち飲み屋さんでその後も使われたのでしょうか? 結論から言うと、使われていないようです。鈴鹿の方に聞いたところ、お店にビットコインATMが置いてあったのは数日間だけだったそうです。ワールド・ビジネス・サテライトをもう一度よく見ると、お披露目と紹介されており、確かに使うとは一言も言っていませんが・・・。

 

誰がビットコインATMを設置したのか

次に気になるのは、お店が使わないものを誰が設置したのかということです。プレスリリースをもう一度よく見てみると会社名の記載があります。

  • 株式会社来夢(所在地:三重県鈴鹿市、代表取締役:韓 元徳)

いったい何者でしょうか? 更に調べてみるとウェブサイトが見つかりました。

トップページには、「株式会社来夢は三重県鈴鹿市の輸入商社です。」と書いてあります。

 

株式会社来夢???

株式会社来夢。どこかで聞いたことがあるような・・・。

ありました。日本ブロックチェーン協会アドバイザーの大石哲之さんのツイートです。フィジカル・ビットコイン(悟りコイン?)の販売をしている、あの株式会社来夢でした。ご存知のない方はこちら。

代表は韓元徳さん、顧問は大石哲之さんです。ミス・ビットコインのツイートにも二人が日本デジタルマネー協会代表理事のジミー本間さんと一緒に写っています。

ビットコインATMの現在

それでは、あのビットコインATMは現在どうなっているのでしょうか。日本初上陸の記事にもあったとおり、この機械の正式名称は『ロボコイン』です。じつは、とっくの前(2016年2月15日)にビットコイン関連サービスを終了していました。

この記事は2016年1月15日に書かれたものですが、顧客には資金の引き出しを促していると書かれています。

 

ビットコインは普及しているはずでは?

しかし、2016年末にNHKなどのテレビ番組では、ビットコインが世界中に広がっているかのような報道がされていたようです。実際のところはどうなのでしょうか? 実際には、過去半年の取引のうち98%が中国国内であったと報道されています。ビットコインATMもとっくにサービスを終了していたわけで、テレビが印象操作をしていたのではないかと疑いたくなります。

それに、1月11日に「98%は中国でした。」と言われてももう手遅れです。なぜなら・・・。

 

ビットコイン価格が大暴落

ご存じのとおり中国政府の規制開始を受けて、ビットコイン価格は2017年の年明けから大暴落しました。NHK を含めて報道関係者は中国政府のこうした動きを把握していなかったというのでしょうか。

BTC Price 2017

 

暴落の裏側

しかし、ビットコイン価格の暴騰と暴落にも裏があるようです。ここで1月5日に起きた暴騰と暴落の流れを見てみましょう。

Rate of Deviation

米ドルで換算すると、日本国内のビットコイン価格が他の市場に比べて不自然に乖離していることがわかります。中国もやや上げていましたが、欧米市場をみると日本でビットコインが暴落した瞬間には逆に上がっていたことがわかります。

 

まとめ

ちゃんと調べてみるとビットコイン騒動の舞台裏が見えてきます。「テレビでやっていたから面白そう。」と安易に思うのではなく、やはり何事も自分自身で調べることが重要だと思います。簡単にまとめると

  1. ビットコイン取引所と盗難の問題(自作自演?)
  2. ビットコインATMの日本上陸と撤退の速さ(じつは数日?)
  3. 98%は中国だった(後出し情報)
  4. 日本と外国での価格乖離

そして私が本当に気になっているのは、記事中に登場した三重県にある朝鮮人の会社です。記事中でも言いましたが、私は鈴鹿市のことをよく知っています。韓国人の友人もたくさんいます。(韓国人の家に半年以上滞在していたこともあります。)総合的に見て、私が感じることはただ一つです。「怖いなぁ。」